ご挨拶

山形県知事

吉村 美栄子  

山形県知事 吉村 美栄子

 第38回東北理学療法学術大会が開催されますこと、心からお祝い申し上げます。
皆様におかれましては、高齢者のみならず、様々な障がいや疾病がある方々の地域社会での自立した生活をサポートするスペシャリストとして、各地において御努力を積み重ねておられますとともに、全国的に感染が続く新型コロナウイルス感染症に対して、感染予防の取組を継続しながら日々の業務に当たられておられますことに深く敬意を表します。
さて、全国的に急速なスピードで高齢化が進む中で、山形県においても2019(令和元)年10月現在の高齢者数が約36万人、高齢化率が33.4%と、既に全国有数の高齢県となっております。
 2025年には、団塊の世代が全員75歳以上となり、後期高齢者が急増することが予想されている中、高齢者ができる限り住み慣れた地域で暮らしていくためには、医療、介護、介護予防、住まい、生活支援が包括的に確保される地域包括ケアシステムを実現することが重要です。
また、高齢者に限らず、障がいのある方や医療的ケア児を含めた地域住民が、安心して自分らしく暮らしていくための地域づくり・人づくりも、これからの時代に欠かせない取組みです。
 山形県としましては、地域住民のニーズをしっかり捉え、市町村や医療・福祉関係者の皆様と手を携えながら、「在宅医療・介護連携」、「認知症施策」、「介護予防」、「生活支援」、「社会参加」といった様々な取組みの推進と質の高い人材の育成に努めてまいります。
 皆様におかれましても、それぞれの専門的知識と技能を大いに発揮していただきながら、支援が必要な方々の生活機能の向上、担い手となる人材の育成、専門家としての調査研究とその成果の発表、地域の課題解決等に引き続き取り組まれますようお願い申し上げます。
結びに、今回の大会は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、初めてWeb方式による開催でありましたが、開催に向けて御尽力いただいた皆様に深く敬意を表しますとともに、東北各県理学療法士会のますますの御発展を祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。

山形市長

佐藤 孝弘  

山形市長 佐藤 孝弘

 「第38回東北理学療法学術大会」が山形市で開催され、東北各地から多くの皆様をお迎えできますことを楽しみにしておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、それが叶わず非常に残念に思っております。
また、公益社団法人日本理学療法士協会東北ブロック協議会の皆様におかれましては、日頃より専門的な知識や技術の向上に取り組まれ、地域住民の健康増進や医療福祉の発展に多大なるご貢献をいただいておりますことに、深甚なる感謝を申し上げます。
 さて、我が国においては、少子高齢化が急速に進行し、今後、介護・支援が必要になる高齢者の更なる増加が見込まれています。こうした中、高齢者一人ひとりが、その有する能力に応じて自立した日常生活を送るためには、医療と介護の連携を進め、質の高いリハビリテーションを適時適切に提供していくことが求められております。
 山形市といたしましても、「健康医療先進都市」の実現に向け、「健康でいきいきと暮らせるまちづくり」を目指した介護予防を推進するための各施策に取り組んでおります。理学療法士の皆様には、総合事業の短期集中型予防サービスや自立支援型地域ケア会議等において、専門性を活かした身体機能の維持・向上のための助言・技術指導を行っていただくなど、高齢者や障がい者等の自立支援に多大なるご協力をいただいております。
このような中、Web開催という新しい形での特別講演やシンポジウム、セミナーなどを通して、先進的な活動やコロナ禍における医療専門職としての対応を学び、共有されますことは、大変意義深いことであります。皆様方には、このたびの研鑽の成果を今後に生かしていただき、より一層地域住民に寄り添ったリハビリテーションが提供されることをご期待申し上げます。
 結びに、本大会の開催にあたられた関係各位のご尽力に心から敬意を表しますとともに、貴会のますますのご発展と会員の皆様方のご健勝・ご活躍を心よりお祈り申し上げ、挨拶といたします。

山形県医師会会長

中目 千之  

山形県医師会会長 中目 千之

 この度は第38回東北理学療法学術大会の開催、心よりお祝い申し上げます。
コロナ禍のもと、WEB会議での開催は誠に賢明なるご判断であり、学術大会担当の皆様のご決断に敬意を表します。
 新型コロナウイルス感染症は我々の生活様式を大きく変貌させました。それは医療環境においても同様であり、これからのコロナ共存下での理学療法の在り方も大きな変更を余儀なく強いられております。まずは、理学療法士一人ひとりが、自分は感染源には絶対にならないという信念を持ち感染予防の術を身につけ行動しなければなりません。日々の生活の中で院内感染やクラスター発生の予防を前提とした生活様式、作業環境を模索していくことになります。それは、これまでよりもかなり窮屈な生活様式になりますが、それでもなお、その中から理学療法士として成長していき、多くの患者さんから感謝され信頼される理学療法士としての理想像を求めていく人生を歩んでいくべきです。確固たる目標とそれを実現する強い信念が人生の扉を開きます。困難や失敗が人を成長させます。挑戦が世の中を変えてきたのです。
本大会に参加される一人ひとりの理学療法士の皆さんの明るく、そしてダイナミックに躍動する姿を期待しております。

東北ブロック会長

古木名 寿登  

会長 古木名 寿登

 第38回東北理学療法学術大会の開催にあたり、一言ご挨拶申し上げます。遠藤大会長、並びに企画・運営にかかわった会員の皆様におかれましては、約2年前から大会の準備を進めていただきました。しかし、新型コロナウイルスの影響により私個人的には中止にするしかないと思っていたところ、遠藤大会長からWEB開催で実施できないかという提案をいただきました。初めてのことでどのような内容になるのかもわからなかったため、参加者は集まるのか、演題を取り下げる会員が出るのではないかなど、様々な心配が頭をよぎりました。しかし遠藤大会長のバイタリティと山形士会の団結力で見事開催までこぎつけました。遠藤大会長はじめ準備委員の皆様に心から敬意を表したいと思います。さて今回の学会テーマは、「理学療法士としての多元的な成長~理想の未来像を考える~」となっており、コロナ禍により「新しい生活様式」が推奨されている現在、我々理学療法士の未来像も大きく変化する可能性が出てきております。遠藤大会長が当初考えていた内容と意味合いが異なるかもしれませんが、コロナ禍後においても非常にタイムリーなテーマになったかと思います。今回の学術大会の経験から、学術大会企画側・参加者側ともに多くのことを学び取っていただければ幸いです。また本大会はWEB開催の為、自宅に居ながら参加可能であり、普段出張になかなか出してもらえない会員も学ぶ機会を得やすくなりました。東北6県の会員が団結し参加人数を増やすことで、山形士会の労をねぎらいたいと思いますので、東北6県の会員の皆様、ご協力の程宜しくお願いいたします。第38回東北理学療法学術大会が無事成功裏に終了しますことを祈願いたしまして私のご挨拶とさせていただきます。